作 業 標 準 書
文書番号
QC-STD-012
工程名
金属部品 外観・寸法検査
版数
Rev.3(2025年4月制定)
次回改訂予定
2026年4月
作成
田中 一郎
確認
鈴木 課長
承認
山本 工場長
管理部門
品質管理部
1. 概要
目的 出荷前の金属部品について、外観不良・寸法外れを見逃さず、不良品の流出ゼロを実現する。
対象製品 A型ブラケット・B型プレート(全サイズ共通) 対象工程 加工後検査 → 梱包前最終確認
実施タイミング 冷却完了後(加工終了から30分以上経過後)に実施 適用人員 検査担当者全員(資格不問)
2. 使用器具・機材
寸法測定 デジタルノギス(精度0.01mm)/マイクロメーター(精度0.001mm)
外観検査 拡大鏡(×10)/照明スタンド(昼白色LED)/白色検査台
記録用具 検査記録シート(QC-FORM-012)/油性ペン(OK印・NG印用)
不良品処置 赤色NGタグ/不良品専用ボックス(赤)
3. 作業手順
No. 作業内容 手順・判断基準 ポイント
1 事前準備 ① 検査台を白布で拭き、前回の切粉・汚れを除去する。
② ノギス・マイクロメーターの校正値(ゼロ点)を確認し、記録シートに記入する。
③ 照明スタンドを点灯し、光量が十分であることを確認する(目安:1,000lux以上)。
確認
2 外観検査 ① 部品を検査台に置き、拡大鏡で全面を目視する(上面→下面→側面の順)。
② 下記NG項目に該当する場合は即座に不良品ボックスへ分ける。
【NG判定基準】
・割れ・欠け(1mm以上) ・傷・打痕(深さ0.1mm以上)
・バリ突出(高さ0.3mm以上) ・錆・変色・異物付着
品質
3 寸法測定 ① 図面指示寸法を確認し、測定箇所を特定する(図面番号:DWG-A012参照)。
各測定箇所を3回測定し、平均値を記録シートに記入する。
③ 公差範囲外の場合はNGとし、寸法値をシートに赤字で記録する。
※ 測定は部品が常温に戻ってから実施。加工直後は熱膨張により値がずれます。
品質
4 合否判定・マーキング ① 外観・寸法ともにOKの場合:部品の側面に緑のOKスタンプを押す。
② いずれか1項目でもNGの場合:赤のNGタグを取り付け、不良品ボックスへ入れる。
③ 判定結果(OK数・NG数・NG内容)を記録シートに記入する。
確認
5 不良品処置 ① NG品は当日中に係長へ報告し、処置(手直し・廃棄・客先報告)の判断を仰ぐ。
② 係長の指示内容を記録シートの「処置欄」に記入する。
③ 同一不良が3件以上連続した場合は、加工工程に即時フィードバックする。
安全
6 記録・報告 ① 記録シートに作業者名・日付・ロット番号・検査数量を記入し、係長へ提出する。
② 月次集計(不良率・不良内容)は品質管理部が実施する。記録シートはファイルに綴じて3年保管。
確認
4. 改訂履歴
版数改訂日改訂内容改訂者
Rev.32025年4月1日手順3:測定回数を1回→3回に変更。判定基準を図面公差に統一。田中
Rev.22024年10月1日手順2:外観NG判定基準(バリ高さ)を追記。不良品ボックス色を赤に統一。佐藤
Rev.12023年4月1日新規制定田中